イツキイズム

ギタリスト・コンポーザー・ギター講師の唯月(イツキ)によるギター初心者向けブログです!

【ギター初心者】鏡でフォームチェックしよう【練習法】

 

 

皆さん、こんにちは!

ギタリスト・コンポーザー・ギター講師の唯月です。

 

今回のテーマは「フォームチェック」です。

 

ギターを練習しているとき、ついつい指板を覗き込んだりしていませんか?

でもこれ、指板は見えても体の姿勢が悪くなってしまうのであまりオススメできる練習法ではありません。

 

そんな問題も「」を使えば解決できます!!

ということで、早速いきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【指板を覗き込むのはデメリットが多い】

 

まず、指板(フィンガーボード)を覗き込むように練習していると以下のデメリットが発生します。

 

  • 常に下(指板)方向を見ていないと弾けなくなる
  • ギターを弾いている姿勢が悪くなる
  • 単純に疲労が溜まりやすくなる

 

ひとつ目の「下を向かないと弾けない」というのは、特にライブなんかをやる方には大打撃です。

前を向けない=お客さんの方を見れない、ということになってしまいます。

 

さらにバンドのギターヴォーカルや弾き語りのパフォーマンスをする人にとっては、「マイクの方を向けないので声がお客さんに届きづらくなる」というのが致命的です......。

 

 

 

ふたつ目の「姿勢が悪くなる」ですが、個人的にはこれが一番大きな問題点に感じます。

 

ギターという楽器は、”体そのものの姿勢や使い方”がよくも悪くも演奏に影響を及ぼします。

 

そもそも、ギターを構えたときにネックは体と平行にはならず斜め前を向くのが基本の状態ですので、「指板が見づらい」というのはある意味仕様上の問題であると言えます。

無理に覗き込もうとすれば姿勢が崩れるのは当然で、これが本来であれば弾けるフレーズを難しくしてしまう原因となる場合もあります。

 

最後の「単純に疲れてしまう」というのも、無理な姿勢で弾き続けることによって起こる可能性が高まります。

 

 

 

【鏡を使えば覗き込むデメリットを全て解消できる】

 

前項にて解説したデメリットを失くしてくれるのが「」を使った練習法です。

やり方も簡単で、”鏡の前で練習をする”たったこれだけです(笑)

 

このように、鏡に写るフォームをチェックする方法を取り入れれば

 

  • 前(鏡の方向)を向いて弾ける
  • 基本の姿勢を維持できる
  • 無理な体勢からの疲労がなくなる

 

こんな感じで今までのデメリットが解消されるのが鏡を見る練習のメリットとなります。

 

 

 

さらに「自分を客観視できる」という追加効果付き(笑)なので、自身の演奏ミス等にも気付きやすくなります

 

最初は慣れない練習に戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば鏡は練習の必須アイテムになるでしょう(私も練習に鏡は欠かせません!)。

 

 

 

【姿見を使うのが理想だけど手鏡サイズのものでもOK】

 

見出しの通り、全身を写すことのできる姿見のような大きな鏡が練習には最適です。

これがあれば、左右の手のフォームだけでなく体の姿勢なんかも確認できます。

 

大きい鏡が用意できなければ、手鏡サイズでも大丈夫です(ただし、机等に設置できることが条件)。

この場合は、フォームチェックをしたい手の前に鏡を置いてやるといいと思います。

 

 

 

そしてこれは裏ワザですが......自身が写れば問題ないのでPCやテレビの画面、窓ガラスでもこの練習は可能です!

視認性が悪いという難点はありますが、鏡が用意できないときはこの方法を試してみるのもオススメです。

 

(※窓ガラスを使用する際は戸締りしてからにしましょう笑)

 

 

 

【まとめと鏡の意外(?)な使い方】

 

ここまでの内容をまとめると、

 

  1. 指板を覗き込むフォームはデメリットが多い
  2. 鏡を使えばそのデメリットは解消される
  3. 姿見を使うのが理想的だが他のもので代用してもOK

 

こんな感じです。

皆さんも、練習のお供に鏡をおひとついかがでしょうか?

 

 

 

最後に、意外かもしれないこの記事にて説明した鏡の使い方の発展形(?)について綴っていこうと思います。

 

その使用法とはズバリ、「ライブパフォーマンスの練習をする」です!!

 

鏡の前でかっこいいポージングや立ち姿を研究するアレですね(笑)

ステージでのパフォーマンスはライブを盛り上げる重要なタスクを担っているので、これもある意味大切な練習と言えます。

 

「すでにやっている!」って人も多いかもしれませんが、興味のある方は挑戦してみてはどうでしょう??

 

(ちなみに、私も以前はよくポージングとかやっていました!)

 

 

 

 

 

 

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